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歯ぎしり・くいしばり

朝起きた時に、アゴが疲れていたり、歯科医院で歯が摩耗しているのでマウスピースを処方されている方、歯ぎしりやくいしばりをしている可能性があります。

人は意識のある時に歯が合わさっている時間が1日約20分程度と言われています。
しかし寝ている時は無意識ですし、夢中になっている時(PC作業やゲームをしている時)くいしばりをしていても気づかず、歯やアゴに負担がかかります。日中にかかる筋肉疲労が溜まり、寝ている時の無意識下でも力が抜けずに歯ぎしり・くいしばりが起きます。

咬筋(こうきん)と呼ばれる噛む筋肉は、こめかみにある側頭筋と連動して動いているので、歯ぎしり・くいしばりがある方は締め付けられるタイプの頭痛も起こりやすいです。

<対処法>
・リラックスしている時は口を閉じて、歯と歯は離れているので、その状態を疑似的に作ると脳はリラックスしていると錯覚します。
・好きな音楽を聴いたり、好きな香りを嗅ぐ。
 ※「好きな」がポイントで、クラッシックが好きではないがリラックス出来そう。ラベンダーってそういう効能あるよね?は効果が出ません。
・ガムを噛む

ちなみに、私はマスクを付けて外出する際は、移動中「口は閉じて、歯と歯は離し、舌を上あごにつける」を実践しております。

咬筋は1関節内の筋肉なのでストレッチで伸ばすことは出来ません。
鍼治療では咬筋にしっかり鍼を行う事で、筋肉の血流を良くして柔らかくしていきますので歯ぎしり・くいしばりは改善していきます。

冷えと代謝

体温が1℃下がると免疫力が30%低下、基礎代謝が15%(約140kcal)低下すると言われます。
この考え方には諸説ありますが、東洋医学の考えでも身体が冷える事によってむくみや不眠にも繋がっていると考えます。体温を上げるエネルギーは筋肉が作りだします。根本的な治療を行う為には、筋肉量の増加は必須ですが、対処療法では冷えている箇所の温めが有効です。
特に女性は膝上から骨盤までは冷やさない事をお勧めします。女性の不調の6~7割は冷えと関係が深いです。

末端冷え性の人は手先足先の細い血管を温めても効果は少ないでしょう。
体幹部にある大きな血管の付近をカイロなどで温めると良いです。(おへその下、腰から仙骨、肩甲骨内側)
抹消の血管の血流を良くするために、ツボ押しもお勧めします。

 ・足の指と指の間にあるみずかき部分に八風(はっぷう)を指圧
 ・爪の横をねじを回すように少し圧をかけてネジネジ(井穴~せいけつ:よく効くツボの纏めた名前)
 ・内くるぶしから膝までの骨際を優しく指圧
 ・アキレス腱から膝裏までを3等分にして下から1/3の築賓(ちくひん)を指圧

オシャレは我慢と言われていましたが、寒い時期はくびれを出さないように。
冷えを改善する為なら、くびれは隠すようにして下さい。首、手首、足首、ウエストをボディーウォーマーで冷やさない。

根菜類や香味野菜などの身体を温め、巡りを良くする食べ物を摂取することも大切です。

ドライアイについて (その3)

ドライアイが現代社会においては著しい問題になりつつあります。
視力の低下の原因と考えられるからです。

涙は瞳の表面を潤すだけではなく、角結膜上皮細胞の活性化や障害を修復している事が分かってきました。
人工涙液の点眼を頻繁に行っても上皮細胞の障害が改善されないのは、量よりも質が問われるからです。
涙の成分を補う為に、自己血清点眼術があります。

自分の血液を採取し、遠心分離機によって血球成分を除去した後の血清を5倍程度に薄めて点眼するのですが、市販の物とは違い防腐剤が含まれない為、1週間程度しか持ちません。

しかしながら、上皮細胞の分化・増殖によい作用を及ぼすサイトカインや成長因子も含まれているので、角結膜上皮障害や眼不快感を軽減させるとの研究結果が出ているので、改善が難しいドライアイの場合は使用を検討してみるのも良いかもしれません。

ドライアイについて (その2)

瞳は常に外界に接している為、涙の膜を張っておかないと、外的要因の刺激で傷がついてしまいます。

ドライアイの治療を鍼灸で行う場合、晴明というツボを使います。
このツボは涙を溜めておく涙嚢と排泄する鼻涙菅のところにあります。
痛みもありますが、機械的な刺激により瞳が潤い目の不快感を解消します。

ただ、あまりに酷いドライアイの方は、病院で涙点プラグ挿入術を勧められるようです。
涙を排泄する涙点(上下にある)をプラグでふさぐ事により涙を充填させる狙いで行います。
涙には細胞成長因子であるタンパク質やビタミンなど重要な成分を含んでいるので、これらは人工涙液では補えません。
プラグ挿入術では以下の3つがあります。
 ・シリコンプラグ:後戻り可能である(期間:取れるまで、効果:〇)
 ・コラーゲンプラグ:後戻り可能である(期間:2ヶ月程度、効果:△)
 ・涙点閉鎖手術:後戻り不可である。(効果:〇)

外科的処置を施す前に、鍼灸治療を試して下さいね。

ドライアイについて (その1)

ドライアイとは
涙の量が減ったり、涙の質が変わったりすることで眼球の表面に傷害が起こる目の病気
目の乾燥感、異物感、充血、目の痛みなどがあり、目を開けたまま10秒キープできない方はドライアイの可能性が高いです。

要因の一つにVDT作業(パソコン、スマートフォン、携帯ゲームなど)が挙げられます。
画面を注視することで通常20回/1分間あるまばたきが5回/1分間に激減してしまいます。
また、涙の分泌量が正常でも、蒸発する量が多すぎると乾くため、これがドライアイを引き起こすこともあります。

涙の役割は目の表面を潤すだけではありません。目を開けている限り常にホコリが入る可能性があるので、目に入ったホコリを洗い流し、殺菌をしています。
また、涙は目の表面をなめらかにして物が綺麗に見える様にする働きもあります。

簡単改善法:
・目頭にある晴明(せいめい)というツボを押す
 目頭のコリっとするところが鼻涙管という涙の排泄口。ギュッと10秒ほど抑えると涙が目に溜まります。
・まばたきをする
 ギュッと力を入れてしっかり閉じる深いまばたき ×2回
 すばやいまばたき ×4回

秋は抜け毛の季節?

秋は夏の強い紫外線のダメージ、夏バテによる栄養、秋の乾燥などの影響を受け、抜け毛が増える季節です。
通常1日70本~100本の抜け毛は正常な状態ですが、シャンプーの時にごっそり抜けたり、枕の抜け毛が増えている場合は要注意です。

【抜け毛が増える要因】
・首コリ、肩コリ~酸素や栄養素を頭皮に運べず、老廃物も排出出来ない状態
  →頭皮が固くなり、おでこのシワが深くなる
・睡眠の質が悪い
・ストレス過多

東洋医学では「髪は血の余り」と言われています。血が十分あって体内をスムーズに巡っていれば髪も健康を保ちます。
シャンプーは毎日行う頭皮ケアです。正しい方法で髪を洗いましょう!
 1.髪を洗う前にブラッシングを行う
 2.予備すすぎを1分(しっかり濡らす事で表面の汚れを落としシャンプーが泡立ちやすい状態を作る)
 3.シャンプーを全体に塗布して指の腹で泡立てて汚れを浮かす
 4.すすぎはしっかりと。特に襟足や生え際はシャンプーが残るので入念に行う。
 5.頭皮トリートメントが出来るもの(B.C.A.D)は頭皮にしっかり塗りマッサージ効果を出す。
   それ以外のトリートメントは髪のみに塗布する。
 6.すすぎはしっかりと。

髪を乾かす時はタオルドライをしっかり行い、ドライヤーを近づけ過ぎない。オーバードライにならないように冷風も交互にあてる。

乾燥肌について

最近CMで、タイツを脱いだらすねが粉を吹いてて~(略)潤いは内側から~shine
と保湿クリームのCMがありますが、肌の水分保持には血流改善が不可欠になります。
肌の水分を保持しているのは角質層になります。角質細胞の間にある細胞間脂質(主にセラミド)やNMF(天然保湿因子)と皮脂で乾燥を防ぎます。これは新陳代謝(ターンオーバー)が正常に働く事で機能します。

肌の新陳代謝(ターンオーバー)とは、基底層→有棘層→顆粒層→角質層と細胞が上に押し出されて剥がれ落ちるまでの工程を言います。
表皮の一番の役割はバリア機能です。外から異物の侵入(ウイルス・細菌・紫外線など)を防いだり、人体は水の塊ですので、水分の蒸発を阻止し脱水を防ぎます。
ターンオーバーを正常化させる為には、表皮組織の最深層にある基底細胞に毛細血管から栄養・酸素・水分を貰い、不要な老廃物を捨てる必要があります。血流が悪いと新しい細胞の生まれ変わりがスムーズにいきません。

外からの保水・保湿も大切ですが内側から肌を潤すことも心掛けましょう。
潤う食材(梨、柿、白菜、山芋、豆腐)などを積極的に食べましょう。

吸湿発熱系のインナーや布団は肌の潤いを元に発熱するので、乾燥肌やアトピー性皮膚炎など肌の弱い人は綿やシルクにしましょう。


葛根湯と風邪薬の効果

風邪を引いたら葛根湯を飲む人が多いですが、たまに風邪薬と併用して飲んでる人がいらっしゃいます。
風邪の初期症状で寒気、首肩のこわばり、汗をかいていない場合に葛根湯が有効です。
(葛根湯は発汗を促して体内の熱を下げて免疫系がウイルスをやっつけます)
37℃以上の熱や喉の痛み、咳がでる場合は風邪薬飲みましょう。3日間続けて服用しても改善しない場合は医療機関を受診してください。

(まとめ)
葛根湯→体温を上げ免疫系が働きやすい環境を作る。肩こりの治療や基礎代謝を上げる為に処方されることもある。
風邪薬→体温を下げる。総合感冒薬は色々な症状を緩和する為の薬です。特に辛い症状がある場合は特化した風邪薬を選びましょう。

二つのお薬は似て非なるもの。真逆の作用の物は一緒に飲まないようにして下さいね。



名古屋で美容鍼をするなら東洋鍼灸院nourishへ

美容鍼灸とは、お顔に鍼をする事によって、血流を良くしてお肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促す施術です。

皆さんの鍼のイメージは
凄く痛そうwobblyだって注射は凄く痛いもんdown
怖いweep
アザ(内出血)が出来るんでしょ??

間違いではないのですが、それほど怖がらなくても大丈夫ですよ!
痛みに関しては個人差がありますが、当院では初めて鍼をされる方も沢山いらっしゃいます。
初めての方には髪の毛より細い鍼(直径0.12㎜)を使用するので、「思ったよりも痛くないhappy01」という方が殆どです。

怖さについては、最初は緊張していますが、当院では身体の治療もしっかりします。
全員が女性スタッフで完全個室でリラックスして治療していますので、身体が緩むと顔鍼も痛みが軽減します。
担当制で治療を行っていますので、施術者との信頼関係を築くことが出来て、自然に怖さは無くなっていきます。

アザ(内出血)は絶対出来るものではございません。その方の体調・体質により出来やすい出来にくいが変わってきますが、身体の巡りが良くなってくると、内出血が出来やすかった方も出来にくくなっていきます。

血管も皮膚も頭のてっぺんからつま先までつながっています。
顔や頭部に鍼をするだけではなく、全身のめぐりを良くする事(特に肩・首のコリ)は顔や頭皮の状態を良くする為にも不可欠なのです。

名古屋・愛知・岐阜・三重・静岡で鍼をするか迷ったら、是非、東洋鍼灸院nourishへお問合せ下さいませ。

WEBサイトを公開しました

WEBサイトを公開しました。
今後とも東洋鍼灸院 nourish(ノーリッシュ) をよろしくお願いいたします。

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